エステサロン経営ノウハウ
サーマルフラクショナルの効果・副作用は?適切な頻度も解説
メスを使わないリフトアップとも言われており、エステ業界で注目を浴びているサーマルフラクショナル。
美容効果が高い施術内容なので、顧客満足度も高いものになっています。
効果が大きいのは嬉しいですが、副作用も同時に気になるところです。
施術を受けて副作用によるトラブルが発生する前に、事前に知っておきたいですよね。
今回、サーマルフラクショナルについて詳しく解説するとともに、気になる副作用等の情報についてまとめてみました。
- サーマルフラクショナルとは
- サーマルフラクショナルの効果は?
- サーマルフラクショナルの痛み・副作用は?
- フラクショナルレーザーとは異なる施術
- サーマルフラクショナルの適切な頻度は?
- サーマルフラクショナルの効果を高めるには?
- まとめ
サーマルフラクショナルとは
サーマルフラクショナルは、ラジオ波によって得られる特殊な熱エネルギーを照射し、肌の内部でコラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。
肌のコラーゲン生成能力や再生能力を高めることで、顔のたるみやシワなどを解消するアンチエイジング、毛穴やニキビ跡の改善に効果を発揮すると言われています。高周波のレーザーを点状に照射するため、肌への負担を軽くしながら肌内部まで熱を届け、効果的に施術することが可能です。
肌へのダメージを抑えつつ施術できるというメリットがある一方で、効果を実感できるまでには時間がかかってしまいます。点状に照射するレーザーは、一般的なラジオ波と比べて熱エネルギーが弱いためです。しかし、根気よく施術を受け続ければ、確実に効果を得ることができるでしょう。
確実に肌へハリや艶、潤いを与えてくれるだけでなく、身体への負担も少ないことから、年齢層を問わず幅広い年代の女性に人気の施術です。
サーマルフラクショナルについては、別記事でも詳しく書いているので、是非ご覧ください。
サーマルフラクショナルの効果は?
サーマルフラクショナルには、主に以下の3つの効果があります。1つずつ解説していきます。
- 瘦身効果
- 美肌効果
- エイジングケア
瘦身効果
サーマルフラクショナルの施術は、ラジオ波が発生する熱エネルギーを利用しています。点状に照射した高周波レーザーによって肌の奥深くで発生した熱エネルギーは、身体を温め、全身の血行を促進します。
リンパの流れも良くなり、冷え性やむくみの改善も期待できるでしょう。
美肌効果
先述したように、サーマルフラクショナルは肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成能力を向上させます。エラスチンは、コラーゲン同士の関わりを促進する性質を持つ繊維状のたんぱく質です。
肌に弾力を与えるコラーゲンの働きがエラスチンによって強化されることで、肌に透明感や弾力が生まれ、美肌効果が見込めます。
エイジングケア
年齢とともに肌のコラーゲンが減少すると、シワやたるみが生じやすくなります。
サーマルフラクショナルによってコラーゲンの生成を促すことで、たるみなどにアプローチするだけでなく肌の加齢にもブレーキをかけ、エイジングケアを行うことができるでしょう。
サーマルフラクショナルの痛み・副作用は?
サーマルフラクショナルの施術中は、ほんのりとあたたかさを感じるだけで、痛みはほとんどないと言われています。そのため、年齢を問わず幅広い方に人気の施術です。
また、副作用やダウンタイムがほぼないことが、サーマルフラクショナルの大きなメリットです。針のような小さな照射面で、肌表面のダメージを最小限に抑えています。赤みや腫れもほとんどないため照射直後からメイクは可能で、入浴も当日から問題なく行えます。
フラクショナルレーザーとは異なる施術
フラクショナルレーザーとサーマルフラクショナル。名前はよく似ていますが、全く別の施術です。フラクショナルレーザーでは、肌表面に微細なレーザーを照射します。レーザーによって熱エネルギーを表皮の内側にある真皮まで届け、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、真皮を活性化させます。
医療機関でしか行えず、主に美容クリニックや美容皮膚科で実施されています。
サーマルフラクショナルとの大きな違いは、痛みや副作用の有無です。サーマルフラクショナルは施術中に痛みを感じにくく、副作用もほとんどありません。
一方、フラクショナルレーザーは1回の治療でも効果を実感できますが、その分施術中の痛みや赤みを伴います。
また、症状の現れ方は人によって大きく異なりますが、副作用やダウンタイムが生じる場合が多いです。
フラクショナルレーザーの効果
先述したように、フラクショナルレーザーの施術では、真皮に熱を与えます。この熱により、古い皮膚から新しい皮膚に生まれ変わるスキンリプレイスメントが生じます。
スキンリプレイスメントの過程ではコラーゲンが生成されることから、以下のような効果が期待できます。
- 傷跡やニキビ跡の凹みの改善
- しわやたるみ解消
- 毛穴縮小
- 黒ずみの改善
- 傷跡の解消
フラクショナルレーザーのダウンタイム
ダウンタイムとは、施術を受けてから通常の生活に戻るまでの期間のことを指します。
フラクショナルレーザーを施術すると、肌の表面に点状の小さなかさぶたができます。少し赤みが出て、白く粉が吹いたようになる方もいるようです。個人差はありますが、この赤みや乾燥が落ち着くまでに3日~1週間程度かかる言われています。
また、治療後のひりつきが落ち着くまでの12~24時間は、メイクをするのは避けるのがベターです。治療後6ヶ月は日焼け対策をしっかりと実施しましょう。
フラクショナルレーザーの副作用
もちろん、個人差はありますが、以下のような副作用が考えられます。
- 肝斑の悪化
- 色素沈着
- ニキビの悪化
- シワ
- 皮膚のたるみ
- シミやそばかす
- 赤ら顔の悪化
医療機関で行う美容医療は大きな効果が期待できますが、同時に副作用やダウンタイムについても考えなければいけません。自分のライフスタイルに合わせてクリニックかエステサロンかを選択すると良いでしょう。
サーマルフラクショナルの適切な頻度は?
サーマルフラクショナルは「肌のメンテナンス」という位置づけがされています。施術を受ける頻度は2週間に1回が適切です。
頻繁に施術を受けすぎると、皮膚が弱い方は肌トラブルを引き起こすことも少なくありません。オーバートリートメントは逆効果を生み出す起因にもなるので注意が必要です。
生理前後や生理中は肌が敏感になりやすく、施術を受けることはできないという点に留意してください。
サーマルフラクショナルの頻度について、詳細内容は別の記事にまとめているので、チェックしてみてください。
サーマルフラクショナルの効果を高めるには?
サーマルフラクショナルは、他の施術と組み合わせることによって、さらなる効果が期待できる場合があります。
例えば、ハイフとサーマルフラクショナルを組み合わせて顔に施術する場合を考えてみます。
ハイフの最大の特徴は、シワやたるみ、ほうれい線などを改善し、「リフトアップ」を行えることです。ハイフで引き上げたフェイスラインをサーマルフラクショナルで引き締めるといった相乗効果が見込めます。
複数の機能が備わっている瘦身機器を導入すると、サーマルフラクショナルと他の施術を一緒に実施しやすく、相乗効果を狙って効率良く施術できるでしょう。
まとめ
継続して施術を受けることで肌のハリやデコボコの改善を実感できたという声もあるなど、満足度の高いサーマルフラクショナル。
副作用やダウンタイムもほぼないため治療後の影響も少なく、仕事や家事で忙しい女性にもおすすめしたい施術です。
ご紹介した注意点や効果を高めるポイントを意識すれば、効果を最大限に得られるでしょう。ぜひ試してみてください。
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この記事の執筆者
業務用痩身機器比較サイト編集部
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