短期間で急激に店舗数、会員数を伸ばしているチョコザップ。「コンビニジム」の肩書きで、サービス開始からわずか1年の間で会員数は55万人を突破したとのことです。

人気の理由はいくつかありますが、その1つはセルフエステマシンが使い放題というところでしょう。「運動の前にさっと使ってダイエット効果を倍増させたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

ただ、「チョコザップのセルフエステって本当に効果があるの?」と疑問を抱いている方も多いですよね。今回は筆者自らチョコザップに通って、実際にセルフエステを体験してきたので、その実態を正直にレビューしていきます!

  1. 月額2,980円セルフエステ・脱毛使い放題!
  2. チョコザップのセルフエステを正直にレビュー
  3. 個室の中はどうなっている!?
  4. チョコザップのセルフエステを利用する流れ
  5. チョコザップのセルフエステの使い方
  6. あると便利な持ち物
  7. まとめ

月額2,980円セルフエステ・脱毛使い放題!

改めてお伝えすると、チョコザップは月額2,980円という格安の料金で通えるスポーツジム。都市部や駅周辺を中心にどんどん店舗を拡大していて、24時間いつでも通い放題という点も魅力の1つです。

他のスポーツジムと比較するとスペースの広さやトレーニング器具の種類は劣りますが、一方でセルフエステ・セルフ脱毛が使い放題!とにかくコストパフォーマンスが高いため、他のスポーツジムから乗り換えたという方も多いでしょう。

チョコザップのセルフエステを正直にレビュー

それでは実際にチョコザップに登録し、セルフエステを体験してきた筆者が正直にレビューしていきます。色々と感じたところはありますが、今チョコザップが気になっている方に伝えたいポイントは以下の3つです。

  • 正直効果は高くない
  • 汚い・掃除が行き届いていない
  • それでもコスパはかなり高い

正直効果は高くない

結論からお伝えすると、チョコザップのセルフエステの効果はそれほど高くありません…

全くないわけではなさそうですが、他のエステサロン(セルフエステサロン含む)に設置されている業務用痩身機器と比較すると、効き目は全く違うように感じます。

「CELLZERO.MAX(セルゼロマックス)」という機種なのですが、調べてみると本体価格は393,800円。業務用痩身機器は「価格が高い=性能が良い」というわけではありませんが、一般的なエステサロンで導入されている数百万円のマシンと比較すると、効果に差が出るのは当然でしょう。

今このコラムを読んでいただいている方の中には「以前業務用のエステマシンを体験したことがある」という方もいるかもしれませんが、残念ながら同程度の効果は期待できません。

汚い・掃除が行き届いていない

後で詳しく解説しますが、セルフエステを利用するには専用の個室を事前に予約しておく必要があり、1回の予約で使用可能な時間は20分となっています。

つまり、20分以内に準備・施術・片付けという一通りの流れをこなさなければいけないということですが、片付けが疎かな利用者が多すぎます…。「肌に当てるハンドピースにジェルがこびりついてカピカピになっている」ということが何度もありました。

加えて、清掃もそう頻繁にはしてくれないのか、

  • 個室の隅に髪の毛や汚れが溜まっている
  • ゴミ箱が拭き取り用のペーパーでパンパン
  • 専用ジェルが空になっている

というのも日常茶飯事。いくら安いとはいえ、快適に利用できるとはとても言えない環境です。

それでもコスパはかなり高い

マイナスなことばかり書いてきましたが、そうは言ってもコストパフォーマンスがすごく高いことは間違いありません!

エステマシンの効果もいまひとつではありますが、運動と組み合わせて使うことで、ダイエットの補助という役割はこなしてくれるでしょう。フェイスモードも搭載しているので、顔のリフトアップという目的で利用するのもおすすめです。

個室の中はどうなっている!?

ここからはチョコザップのセルフエステ事情について細かく触れていきますが、まずは施術を行う個室がどうなっているのか紹介します。

個室の設備はこんな感じです。

  • エステマシン
  • 椅子
  • ジェルやペーパーが置かれた台
  • ゴミ箱

設備としては必要最低限ですね。スペースも決して広くはありませんが、まあセルフエステとしては十分事足ります。

壁にはエステマシンの使用方法や注意点、施術マニュアル動画を観るためのQRコードが貼ってあります。慣れないうちはこれらに沿って施術を行いましょう。

チョコザップのセルフエステを利用する流れ

それではセルフエステを利用する一連の流れを解説します。大まかに以下のステップに分かれているので、それぞれイメージしながらご覧ください。

  • まずは予約
  • QRコードをかざして入店
  • 予約した個室に入室
  • セルフエステ開始
  • 清掃・片付け
  • 再びQRコードをかざして退店

まずは予約

セルフエステを利用するには、事前に個室を予約しておく必要があります。

チョコザップは専用アプリから会員登録し、そのままアプリ上で様々な機能を使えるようになりますが、個室の予約もその1つ。希望する店舗、個室の種類、日時を選択して、空いている枠を確保します。

QRコードをかざして入店

チョコザップの店舗の入口には、画像のようなQRコードの読み取り機が設置してあります。アプリから自身のQRコードを表示させ、読み取り機の前にかざすと入口のロックが解除されるという仕組みです。

予約した個室に入室

アプリで予約しておいた個室に入室します。複数の個室がある店舗も多いので、自分が予約した個室に間違いがないかきちんと確認した上で入室しましょう。

ちなみに前の利用者がまだ中にいることもあり得るので、必ず予約時間になってから入るようにしましょう。前の予約と後の予約の間には10分間のインターバルがありますが、「少しくらい時間を過ぎてもいいか」と考えてしまう利用者が多いのが実情です。

セルフエステ開始

個室に入ったらいよいよセルフエステを行っていきます。エステマシンの使い方は次から詳しく解説していきますが、必ず利用時間は守りましょう。

前述したように、マナー違反をする利用者は多いですが、他の人が快適に利用できるようにルールは徹底して守りましょう。

清掃・片付け

施術が終わったら、退室する前にきちんと清掃と片付けをしていきます。室内にアルコールスプレーとぺーパーがあるので、使用した箇所をきちんと消毒します。

特にハンドピースに関しては、念入りに拭き取ってください。先端の突起物は拭き取りにくいですが、ここにジェルが残っていると時間が経つにつれて固まり、次の利用者が不快に感じてしまいます。

再びQRコードをかざして退店

チョコザップを出る時にも、入店時と同じようにQRコードをかざして退店します。チョコザップはアプリ上で店舗が混雑しているかをリアルタイムで確認できますが、QRコードの読み取りは店内にいる人数を把握するためにも役立っているということですね。

ただ、エステマシンを使った後は脂肪がほぐされ、燃焼しやすい状態です。時間に余裕があるのであれば、セルフエステの後にトレーニングしていくことをおすすめします。

チョコザップのセルフエステの使い方

次にエステマシンの使い方を解説していきます。安全かつ効率的に使用するために、以下の手順で使用してください。

  • まずは本体の電源をON
  • エステメニューを選択
  • 使用時間を選択
  • 出力が最低レベルになっているか確認
  • 専用ジェルを塗る
  • 施術開始
  • 出力を調節
  • 時間が来たら自動でOFF

まずは本体の電源をON

 

最初にエステマシン本体の電源をONにしましょう。わかりにくいですが、本体の裏側にスイッチがあります。

エステメニューを選択

エステマシンには「FACE(顔)」と「BODY(身体)」の2つのモードがあり、どちらかを選択します。操作パネル上の使用したい方のボタンを押してください。

使用時間を選択

次にエステマシンを使用する時間を決めます。「UP」を押せば時間を長く、「DOWN」で短くできます。

ただ、個室の利用時間は1枠20分です。準備や片付けもその中で行う必要があるため、その分も計算して時間を設定しましょう。

出力が最低レベルになっているか確認

操作パネルの右側にあるツマミでエステマシンの出力を調節できますが、最初は必ず出力を最低レベルまで落としましょう。そうしないと、そもそも施術をスタートすることができません。

専用ジェルを塗る

ハンドピースを当てる前に、肌に専用のジェルを塗っていきます。火傷などのトラブルを回避するためにも、必ず使用するようにしましょう。

また、ジェルはハンドピースを当てているうちにだんだん乾いてきます。その都度塗り足して、常にジェルをまとっている状態で利用してください

施術開始

ジェルを塗ったらいよいよ施術をスタートしていきます。操作パネルの左上にある「START」ボタンを押すと、ハンドピースが光り、熱を発するので、ジェルを塗った箇所に当てていきます。

出力を調節

施術を始めて、熱に耐えられると感じたら、徐々に出力を上げていってください。

ただし、一気に上げると危険なので、必ず少しずつ調節するようにしましょう。筆者の場合は時計でいうと1時の向きあたりが程よく熱を感じられてちょうど良かったです。

時間が来たら自動でOFF

最初に設定した時間が来ると自動で終了します。出力レベルを最低レベルに戻し、本体裏側にある電源ボタンをOFFにしましょう。

ちなみに「PAUSE」で一時停止、「STOP」で辞めることができます。

セルフエステを行う時の注意点

セルフエステの利用の流れやマシンの使い方を解説しましたが、いくつか注意点もあります。実際に利用してみて感じたことも含めてお伝えしていくので、こちらもチェックしてみてください。

  • 出力レベルは徐々に上げていく
  • ハンドピースは動かし続ける
  • 専用ジェルは都度塗り足していく
  • フェイスメニューを行う時はメイクを落とす
  • 毎日利用するのはNG
  • 使用時間は必ず守ろう
  • 一度に予約できるのは2枠まで
  • セルフエステだけでは効果が出ない!

出力レベルは徐々に上げていく

1つ目は、出力レベルは徐々に上げていくべきという点です。確かに出力が最低レベルだとほとんど熱は感じられず、人によっては何も感じないということもあるかもしれません。

しかし、だからといって急に出力を上げるのは危険です。最大レベルまでいくと簡単に火傷してしまうほどの出力なので、少しずつレベルを上げて、自分がちょうどいいと感じるポイントを見つけてください。

ハンドピースは動かし続ける

2つ目は、ハンドピースは常に動かし続けなくてはいけないということです。出力にもよりますが、同じ箇所に数秒も当てていると、耐えられないくらいの熱が溜まっていきます。

壁のQRコードから観れる施術マニュアル動画にもありますが、身体の老廃物の流れに沿って、常にハンドピースを動かすことが安全に使用するポイントです。

フェイスメニューを行う時はメイクを落とす

チョコザップのセルフエステではフェイスとボディの2つのモードから選択できますが、フェイスメニューを行う時は必ずメイクを落とす必要があります。

メイクを落としてから店舗に行く、あるいは店舗でメイクを落としてから施術を行ってください。

毎日利用するのはNG

勘違いしてしまう方も多いですが、セルフエステはやればやるほど効果が表れるというわけではありません。ある程度継続する必要はあるものの、頻度としては多くても週2~3回程度にしておきましょう。

ただ、日によって部位を変えるのであれば問題ありません。昨日はお腹だったから今日は太もも、明日は顔といったように、連日同じ部位を施術するわけではないのであれば、毎日利用してもOKです。

一度に予約できるのは2枠まで

これはアプリの仕様に関する注意点ですが、同時に予約できるのは2枠までです。そのため、1ヶ月毎日特定の枠を確保しておくということはできないことは理解しておきましょう。

ただ、連続した枠を続けて予約するのは問題ありません。インターバルの10分間も合わせて合計50分利用できることになるので、全身に当てたい、ゆっくり施術したいという方は試してみてください。

セルフエステだけで効果は出ない!

最後の注意点はセルフエステだけでは十分な効果を得られないということです。

というにも、エステマシンの効果はあくまで脂肪をほぐすというもので、燃焼そのものを促進するわけではありません。ちゃんと効果を出すためには、結局トレーニングや食事制限が欠かせません。

加えて、このコラムの最初の方にも解説した通り、率直に言ってチョコザップに設置されているエステマシンの性能はそれほど高くありません。とてもではありませんが、セルフエステだけで劇的にダイエットすることは難しいでしょう。

本サイトでは、チョコザップで使われているエステマシン”CELLZEROMAX”について詳しく解説した記事を掲載しています。興味のある方は、下記リンクよりチェックしてみてください。

chocoZAPでも使用!

CELLZEROMAXの詳細を見る

あると便利な持ち物

最後に、チョコザップでセルフエステを行う際、あると便利な持ち物を紹介します。主に以下のものがあると良いでしょう。

  • 飲み物
  • メイク落とし
  • ウェットティッシュ
  • イヤホン・ヘッドホン
  • タンクトップのような服装

飲み物

まずは飲み物です。実際にやってみると共感してもらえるかもしれませんが、20分間も施術を行うのはなかなかしんどいもの。途中で喉が乾くこともあるでしょう。

そういった時にすぐに水分補給するためにも、飲み物を持ち込んでいくと良いでしょう。

メイク落とし

次はメイク落としです。先ほども触れた通り、チョコザップのセルフエステにはフェイスメニューもありますが、基本的にメイクの上からハンドピースを当てるのはNG

必ず素肌で行う必要があるので、職場などから直接チョコザップに向かう場合にはメイク落としを持っていきましょう。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュも持参していくと良いでしょう。

個室の中にはハンドペーパーが設置されていますが、がさがさとした触感で、肌についたジェルを拭き取るのには向いていません。とはいえ、ジェルをそのままにして帰宅するのも気分が良くないでしょう。

そのため、ウェットティッシュや制汗シートのようなものを持って行って、付着したジェルを拭き取ることをおすすめします。

イヤホン・ヘッドホン

意外に重要なのがイヤホン、またはヘッドホンです。

初めてセルフエステを体験する時、多くの方が施術マニュアル動画を観ると思いますが、基本的にチョコザップの店舗内は無音。BGMなども流れていないので、とてもではありませんが、音を出して動画を観れる空間ではありません。

また、施術中は意外と暇なので、YouTubeやNetflixなどで動画を観ながらセルフエステをするという方も多いです。そういった場合にイヤホンやヘッドホンが必要になってくるので、持参していくことを推奨します。

タンクトップのような服装

どの部位の施術を行うかにもよりますが、服装によってはハンドピースを当てにくいことがあります。いちいち服を着脱するのも時間がもったいないので、タンクトップのような服装で行くと良いでしょう。

まとめ

チョコザップのセルフエステについて、実際に利用していた感想をお伝えしましたが、イメージしていただけたでしょうか。

正直、全く不満がないかと聞かれればそういうわけではありませんが、月会費の安さを考えればコストパフォーマンスは十分に高いと言えるでしょう。当然のことながら、スポーツジムとしても十分利用できるので、エステ+トレーニングで理想のスタイルを手に入れてください。