エステサロンの開業は、エステティシャンとして実務を多くこなしてきた元技術職の方しかできないと思っていませんか?

実は、このエステサロンの業界では、業界未経験でも開業をしている方は非常に多いんです!

「自宅エステサロンを運営してみたいな……。」と少しでも思っているのなら必見。

今回、エステサロンが未経験でもできる理由と開業までの流れについてまとめたので、是非参考にしてみてください!

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  1. エステサロンは未経験でも起業できる?
  2. エステサロン開業までに必要なこと
  3. 開業資金について
  4. エステサロン開業までの具体的な流れ
  5. まとめ

エステサロンは未経験でも起業できる?

エステティシャンは専門知識が必要な技術職です。
国家資格は設定されていませんが、未経験のまま施術を担当するのは難しいでしょう。

独立開業の前に、前職での経験があれば、エステティシャンとしての独立はできますが、前職での経験がない場合は、技術職のスタッフを雇用する必要があります。

未経験で起業する場合に気を付けるべきこと

固定のスタッフを雇用する場合、雇用した月から固定の人件費(給与)が発生することになるため、安定した経営が重要になります。

エステサロン以外に、多角的に事業展開を行っていて利益が出ている方であれば、多少赤字でもスタッフを雇用してもよいと問題ないと考えられます。
しかし、人件費を支払うことができるような他事業からのキャッシュポイントがない場合は、人を雇用する前にエステティシャンとしての技術を身につけてから独立開業の方がよいかもしれませんね。

自身がオーナー兼エステティシャンになれば、人件費は大きく下げることが可能になります。

最小限にリスクを抑えるのであれば、エステティシャンとしての知識を身につけた上で開業するのがおすすめです。

エステサロン開業までに必要なこと

エステサロンを開業する上で、必要なことはエステ技術だけではありません。

経理・法務やなどの知識

開業する上で、年度末に行う確定申告などの税務関係なども行わないといけません。

エステ技術や知識だけが豊富であっても、経理知識が無いと、思わぬ大きな問題にもなります。

一度、就職された経験がある方は、給与から福利厚生などを含めた契約書などにサインをしたはず。
スタッフを雇用する際、細々とした契約書関係の事務処理もしないといけないので、経理や法務知識を知っておく必要があります。

時間はお金よりも価値が高いもの。
ある程度の知識を知った後は、事務処理などの時間はスタッフを雇用するか、外注委託などで処理するようにしましょう。

マーケティングスキル

エステサロンを開業する上で一番重要なのは、何と言っても集客力でしょう。

エステサロンの運営を長く続けるためには、顧客にリピート来店してもらわないと、早々に店を閉めることになります。
マーケティングなくして売上アップには繋がりません。

サロンの強みを分析し、リピーターを増やすためにも、個性や特長を生かして顧客に喜んで頂けるエステサロンを目指しましょう。

最新の美容知識と情報

美容業界のトレンドの流れは凄く早く、顧客のニーズの変化も変わりやすいものです。

エステサロンを開業してからは、最新情報を手に入れるためにも、積極的にセミナーや勉強会の参加が求められます。
また、美容業界の人脈を作るのも良いかもしれませんね。

カウンセリング力

マーケティングで新規顧客を集客した後は、如何にそのサロンをリピートしてもらえるかがポイント。

顧客が10人いれば10人とも悩みが異なります。
来た顧客に対してお悩みをヒアリングして要望にあった施術を提供することが重要になるでしょう。

施術スキルを売り込むだけでなく、顧客から情報を聞き出すコミュニケーション力も必要とされます。

開業資金について

自宅でエステサロンを開業する場合

  • 賃貸補償金:0円
  • 内装費:約20万円
  • 設備機器費:約10~50万円
  • 消耗品費:約10万円
  • 宣伝広告費:約30万円
  • 総合費用:約70万円~110万円

テナント開業と違って賃貸料金は0円。
内装費もそれほど高くはありません。

しかし、テナントと比べて立地が目立ちにくいケースがあるので、自宅で開業する場合は、顧客を集客していく上で、難しい問題になる場合も。
そのため、広告宣伝費などは、テナントサロンよりも高くなると考えてもよいでしょう。

賃貸マンションで開業する場合

  • 賃貸補償金:約120万円~240万円(月/約10万円~20万円)
  • 内装費:約200万円
  • 設備機器費:約10~50万円
  • 消耗品費:約10万円
  • 宣伝広告費:約30万円
  • 総合費用:約370万円~530万円

テナントサロンの場合だと、自宅サロンと違って賃貸料金と内装費が高くなります。
しかし、居抜き物件などがあれば内装費を大幅に削減が可能に。

目立つ場所に立地している場合が多いので、集客もしやすいと言えるでしょう。

エステサロン開業までの具体的な流れ

  1. エステサロンのコンセプトの設定
  2. 事業計画書と資金計画書の作成
  3. サロン物件探し
  4. エステサロン開業資金・運営資金調達
  5. 内装工事施工
  6. 告知準備
  7. オープン

エステサロン開業までの流れは上記の通りです。
未経験の方であれば、問題無く資金調達を行うためにも事業計画書と資金計画書を作成する必要があります。

エステサロン業界の詳細までを把握していない場合もあるので、利益を出すまでの流れを口頭による説明は難しいはず。

どういったコンセプトで運営していくのかといったことを明記する事業計画書と、どういった資金繰りで利益が生まれるのかといった資金計画書の作成は入念に行う必要があるでしょう。

エステサロン未経験の方は、開業までの具体的な流れについて書いたので、是非、参考にしてみてください。

知らないと開業失敗にも?

エステサロン開業前に準備すべきことについて

まとめ

未経験でのエステサロンは、業界経験者と比べると、技術的な部分では大きなハンディーキャップを背負うことになります。
しかし、サロンを開業するということは、技術力がどんなに素晴らしくても成功するとは限りません。

集客できる力がないと素晴らしい技術力は宝の持ち腐れになりますし、経理などの処理も自分でやっていく必要があります。

業界のトレンド変化も早いので、未経験の方でも、十分にやっていけるような業界。
是非、本記事を参考にして、エステサロン独立開業の第一歩にしてもらえれば嬉しいです。