近年、エステサロンでもDX化に取り組む方が増え、今まで紙で運用してきた顧客カルテを電子カルテにしたいと考えている方が増えています。しかし、様々な電子カルテのシステムやアプリがあり、結局どれを選べば良いか悩んでいる方も多くいると思います。

そこで今回は、最適な電子カルテを導入できるように、あなたの状況やお悩みに合わせておすすめの電子カルテをご紹介します。

  1. エステサロンで電子カルテを使うメリット・デメリット
  2. 電子カルテを選ぶときに見るべきポイントや注意点
  3. 個人エステでも導入できるおすすめの電子カルテ4選
  4. 節約したいエステ向け!無料で使用できる電子カルテ
  5. 手間をかけたくないエステ向け!導入や操作が簡単な電子カルテ
  6. エステに電子カルテを導入して業務を円滑に

エステサロンで電子カルテを使うメリット・デメリット

おすすめの電子カルテを紹介する前に、なぜ電子カルテが良いのか、そしてどんな点に注意するべきなのかを理解していただけるように、メリット・デメリットをそれぞれご紹介します。

電子カルテにするメリット

まずは電子カルテのメリットを3つご紹介します。

エステの施術効果を写真でも記録できる

電子カルテはタブレットやスマートフォンなどの機器を用いて活用します。それらの電子端末には、カメラ機能が付いているため写真を撮影し、それを電子カルテに顧客情報として登録することができます。また、施術前と施術後の写真を比較してお客様に見せることで、効果をわかりやすく実感していただけます。

電子カルテの機能にもよりますが、イラストを描くことができる電子カルテもあるので、紙でできたのに電子だとできないといったことはほとんどありません。

無料で使用できるシステムもある

電子カルテと聞くと、複雑なシステムだから高額な利用料がかかるのではないかと思いますよね。しかし、中には無料でも十分な機能が使えるシステムもあります。

紙のカルテだと、紙代や印刷代、ファイル代や収納棚などもろもろ経費がかかって意外とお金が必要になってきます。無料で利用できる電子カルテを導入すれば、端末さえあればそれ以上のお金をかけずに使用できるので、長い目で見れば紙のカルテよりもお金をかけずに運用できるかもしれません。

エステの集客ツールとしても使える

電子カルテの情報には、集客に活用できる様々なデータがあります。そのデータを活用して集客に活かせる機能が搭載されている電子カルテもあるので、集客機能がある電子カルテを導入すれば単なるカルテではなく、強力な集客ツールとしても使うことができます。

クーポン発行やポイントカード、LINE連携など他のシステムを導入しなくても電子カルテ一つで様々な集客のための施策が実施できるシステムもあります。これらの機能を備えた電子カルテを導入してみても良いかもしれません。

電子カルテにするデメリット

ここまでは電子カルテを導入するメリットをご紹介してきましたが、電子カルテを導入するときに注意しなければいけないデメリットもあります。

ここでは電子カルテのデメリットを2つご紹介します。

顧客情報漏洩の可能性がある

電子カルテを導入することで、タブレットやスマートフォンなど簡単に持ち運びできる機器で顧客情報を管理することになります。

そのため、店舗の外へ持ち出すこともできますし、プライベート用のタブレットやスマートフォンからも顧客情報にアクセスができます。これは一見メリットのようにも見えますが、端末を紛失すると顧客情報を漏洩させてしまう危険もあります。それだけでなく、インターネットを介したサイバー攻撃の標的となってしまう可能性も。顧客情報の流出は大きな問題に発展してしまうリスクもあるため、徹底した管理が必要です。

仕事用とプライベート用で端末をきっちり分けて仕事用端末は店舗外へは持ち出さないようにする、セキュリティ対策やサポートが充実している電子カルテを導入するなどの対策をして、リスク管理に努めましょう。

慣れるまで大変

電子カルテには様々な機能が備わっているが故に、操作が複雑だったり、機能を十分に使いこなせないといったケースがよく見られます。また、初期設定に手間がかかったり、エラーが起きてしまったときにどうすれば良いかわからなかったりと、紙のカルテと比較して複雑さが増します。

慣れて使いこなせればできることが増える分、便利に感じることの方が多いですが、あまりアプリやシステムを使いこなせる自信がない方は、シンプルな機能で直感的に操作できるような電子カルテを導入しましょう。

無料でお試しできる電子カルテもあるので、最初に試してみてから導入することをおすすめします。

電子カルテを選ぶときに見るべきポイントや注意点

メリット・デメリットを紹介したところで、実際に電子カルテを選ぶ際に見るべきポイントや注意点を紹介します。

どれくらいのコストがかかるか

電子カルテは主に、導入する際の初期費用、使用を続けるための月額費用がかかります。費用が安いものは、その分機能が制限されていたり、サポートが充実していなかったりと、使ってみると痒いところに手が届かないといった状態になってしまうことも考えられます。

かといって、多くの費用をかけて機能を充実させても、それらを使いこなせずにいると無駄なコストをかけてしまっているという状態になる可能性も。

システムを選ぶ際は、単純なコストを考えるよりも、コスト以上の効果や便利さが得られる「コストパフォーマンスの良さ」に注目して検討してみましょう。気になった電子カルテにお試し期間や無料プランがあった場合、まずはお金をかけずに使ってみてから有料プランに切り替えるということもできます。

導入や操作が簡単か

”ITアレルギー”という言葉があるように、普段ITツールやシステムに触れていない方からすると、一見複雑ではなさそうな操作や設定も難しく感じてしまうこともあります。そういったITツールに苦手意識がある方は、簡単に導入・操作できる電子カルテが嬉しいですよね。

機能が充実していたり、デザインが複雑だったりすると慣れるまでに時間がかかったり、十分に使いこなせなかったりするので、シンプルな機能でわかりやすいデザインの電子カルテを選ぶことで、直感的に操作できてすぐに使いこなすことができるでしょう。ITツールを使うことに抵抗がない方は、ある程度複雑でも機能が充実している電子カルテが良いですね。

導入までの流れや操作マニュアル、サポート体制がどのようになっているかも合わせて確認してから選びましょう。

予約システムと連携できるか

予約管理と顧客情報管理は密接な関係にあります。そのため電子カルテの中には、予約管理ができる機能がついたものもあります。

店舗ホームページの予約フォームを電子カルテのシステムで作ることができるので、様々なシステムを使いこなす必要がなく、管理が簡単。ただ、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトに掲載している場合、店舗のホームページ以外からも予約が入ることがあります。他の予約システムと電子カルテの予約管理が連携できていなければ、ダブルブッキングをしてしまう可能性があるため、予約管理をする場合は最終的にシステム同士の連携が必須となります。

予約管理機能を使いたい場合、そのような外部の予約システムと連携できるか確認することを忘れないでください。

個人エステでも導入できるおすすめの電子カルテ4選

それでは、ここからは個人オーナーのエステサロンでも導入できるおすすめの電子カルテをご紹介します。

【おすすめの電子カルテ比較表】

Bionly KaruteKun BeSALON STORES予約
最低料金 非公開 5,500円/月 非公開 0円
予約管理
外部予約システム連携 ×
集客・販促
電子契約書 × ×
対応端末 iPad タブレット・スマートフォン PC・iPad PC・タブレット・スマートフォン

 

Bionly

bionly

Bionlyは、美容室・サロンの「顧客満足度」をアップさせることをコンセプトにした顧客管理システムです。

お客様を”ファン化”する様々な機能を備えていますが、電子カルテが人気でそこに魅力を感じて導入したオーナー様が多くいます。中には、「カウンセリングが深まりリピート率が高まった」という導入事例もあるので、電子カルテの効果を十分に実感されていることがわかります。

顧客管理の他にも予約管理機能や会計機能、分析機能まで備わっており、これらの機能を制限なく使用することができます。

ただ、料金に関しては非公開となっており、契約期間によって異なってくるためお問い合わせが必要です。

Bionly公式サイト

KatureKun

karutekun

KaruteKunはシンプルな料金設定で、カルテ管理を始め、予約管理・顧客管理・スタッフ管理などエステサロンに必要な機能を集約した電子カルテです。「仕事も資料もコンパクトに」というコンセプトの通り、LINE連携オプションを含めるとレシートすらもペーパーレス化できます。

導入も簡単で、アプリをインストールし、1分で完了するアカウント登録をすればすぐに使い始めることができます。30日間の無料トライアル期間もあり、トライアル期間が終了しても自動課金にならず、正式に契約を結ぶまで費用は一切発生しないのも嬉しいポイントです。

さらに、個人オーナーのエステサロン用の料金プランもあるので、個人オーナーの方はさらにお得な価格で使用することができます。

KaruteKun公式サイト

BeSALO

besalo

BeSALOは全国900以上の店舗に導入実績のあるサロン管理システムです。カルテ管理、顧客管理、予約管理などの基本的な機能はもちろん、顧客情報から動向を分析して最適なタイミングでメール配信できる機能も備わっており、集客ツールとしても効果を発揮します。

また、大手サロン予約サイトのホットペッパービューティーとの連携もできるため、これさえ導入すればエステサロンに必要な機能はほぼ全て網羅できます。

回数券やチケット制を導入しようと考えているエステサロンも、こちらのシステムがあればそれらを管理することができるため、他のシステムを導入せずに済みます。こちらのシステムも価格については別途お問い合わせが必要になります。

BeSALO公式サイト

STORES予約

stores

こちらのSTORES予約は、名前にもある通り予約管理に関する機能が充実したシステムになります。もちろん、電子カルテ機能も備わっており、予約が入ると顧客カルテが自動的に作成されるので電子カルテを用意する手間を省くことができます。

顧客情報も自動的に更新され、施術履歴などの様々な情報が自動的に蓄積されていきます。そしてこれらの顧客情報のデータを活用したリピート施策を実施する機能もあるため、集客ツールとしても活用することができます。

初期費用はかからず、月額使用料だけで利用することができます。フリープランもあるため、試しに使ってみたい方でも気軽に導入することができます。

STORES予約公式サイト

節約したいエステ向け!無料で使用できる電子カルテ

次に、あまりシステムにお金をかけずにシンプルに使いたいエステオーナーの方におすすめする、無料で使える電子カルテをご紹介します。

LiMEsalon

limesalon

こちらのシステムは、実際の美容師がツールの企画・制作に携わって制作されたシステムになっているため、美容室やサロンでの使いやすさが重視された設計になっています。

電子カルテは無料プランでも登録顧客数などに制限がなく、システムを使うスタッフの登録数にも制限がないため、他のシステムと比較して無料で使える範囲が広いことが特徴です。また、カルテをお客様と共有することができ、顧客満足度向上にも繋がります。

有料プランでは集客に役立つ様々な機能も使うことができるようになるため、無料プランでしばらく運用して、エステサロンが軌道に乗り始めてから有料に切り替えるなどすれば、とても充実した機能でさらなる売上アップに繋げることができるかもしれません。

LiMEsalon公式サイト

coming-soon KARTE

coming-soon-karte

coming-soonは紙のカルテをそのまま電子化して、紙のカルテと同じように自由に使える電子カルテをコンセプトに、自由度の高い電子カルテが作れることが特徴です。仕上がり写真が残せることはもちろん、ペイント機能でイラストを描いて施術の提案や記録をすることができます。

また、予約システムとも連動しており、電子カルテのホーム画面にはその日に予約のあるお客様のカルテだけが自動で表示されます。この機能があればお客様のカルテを、システム内で検索することなく表示させることができるのでとても便利です。

無料プランでも提供される機能をほとんど使うことができます。保存期間や保存枚数に制限があるため、無料プランで足りなくなったら有料プランに切り替えることを検討するのが良いと思います。

coming-soon KARTE公式サイト

手間をかけたくないエステ向け!導入や操作が簡単な電子カルテ

最後に、ITツールの扱いに自信がなく、とにかく簡単に導入・操作できるものがいいという方におすすめの電子カルテを2つ紹介します。

美歴

bireki

美歴はスマホにアプリをダウンロードするだけですぐに使えるため、気軽に導入してお試しできる電子カルテです。ITが苦手な人にも簡単に操作できるように、シンプルなデザインで直感的に操作できるように設計されています。操作方法がわかるサポートツールが充実しているのも嬉しいポイント。

また、機能も充実しておりエステサロンの業務効率を飛躍的に向上させることができる電子カルテになっています。

無料のトライアルプランだけでなく、個人エステ向けの料金プランも用意されているためお得な価格で様々な機能を使うことができます。

美歴公式サイト

Bionly

おすすめの電子カルテでもご紹介しましたが、Bionlyは導入サポートが非常に充実していることも特徴です。

契約をする前の、検討期間中からカスタマーサポートを利用でき、事前に理解を深めることができます。電子カルテ以外にも機能が非常に充実しているため、周辺機器や決済システムとの連携についても細かなサポートが受けられるので、ITが苦手な人手も多機能を使いこなせるようにサポートしてもらうことができます。

また、導入開始時に初期設定を代行するサービスも受けられるため、電話やチャットでサポートを受けてもよくわからないという方でも確実に導入することができます。

エステに電子カルテを導入して業務を円滑に

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

結論、筆者は”Bionly””LiMEsalon”をおすすめします!導入を検討する際は、資料請求や無料相談などに申し込み、あなたの気になることや不安なことがあればしっかり相談してから検討を進めましょう。

電子カルテを導入することで得られるメリットはたくさんあるので、ぜひ導入を検討してみてください!