エステ基礎知識
エステティシャンとして働く年齢層は?採用時に見るべきポイント
エステティシャンに年齢制限はない
結論、エステティシャンに年齢制限はありません。40代でも50代でも、エステティシャンとして働くことができます!実際に、エステティシャンとして現場の最前線で働いている方はいらっしゃいます!この記事では、「エステティシャンとして働く年齢層」についてご紹介します!ぜひ、エステティシャンを採用する際の参考にしてみてください!
エステティシャンの年齢層と理由
40代でも50代でも、エステティシャンとして働くことができますが、実際に現場で働くエステティシャンの年齢層は20代が多いです。理由は大きく3つあります。
- 体力勝負
- ステップアップ
- 家庭との両立が難しい
体力勝負
エステティシャンの業務内容は立ち仕事と力仕事が多く、働き続けることができるかは体力が鍵となってきます。特に痩身マッサージは、全身に大きな負担がかかります。そのため、現場で働いているのは20代の方が多いです。
ステップアップ
20代で現場経験を積み、30代になると店長やマネージャーとして運営業務を担うことや、独立してお店を開業する方が多いです。そのため、現場で働いているエステティシャンには20代の方が多いです。
家庭との両立が難しい
エステティシャンは、他の業界と比較すると給与が少ないことや拘束時間が長いこと、シフト制で休みが不規則であることが懸念されています。そのため家庭を持ち、子育てと両立していくことが難しく、20代後半から30代にかけて家庭を持つと同時に退職する方が多いです。
年齢層ごとの給与
次に気になるのは、年齢層ごとに給与はどれほど違うのかです!実際に、20代のエステティシャンの給与は月19万円前後だと言われています。そして30代になると、店長やマネージャーとして働く人が多く、月23万円前後が平均です。
ただし、多くのエステサロンでは歩合制を取り入れている店舗が多いため、指名客が増えれば増えるほど給与が上がっていく仕組みになっています!指名が増えていくと、基本給料に加えて指名料が加算されて、月に40~50万円稼ぐ人もいます。このことから、エステティシャンは年齢よりも技術が重要視されていることが分かります。
40歳が一つの目安になっている
主に大手エステサロンの求人では、40歳を一区切りにしているというところも少なくありません。ただし、エステティシャンという仕事は、体力と熱意がある限り働き続けることができます!つまり体力と熱意があれば、何歳であっても採用できる職業であるといえます。
若手・ベテランを雇うメリット
それでは10~20代の若手、そしてベテランを雇うそれぞれのメリットをご紹介します。
若手を雇うメリット
- 10〜20代の客層を獲得しやすい
- 定年まで長い
- 体力がある
- 休日や夜勤勤務が可能
10〜20代の客層を獲得しやすい
客層が10〜20代が多いサロンでは、歳の近いスタッフが多い方が好まれる傾向にあります。歳が近い方が施術中に会話が弾んだり、お客様とスタッフの距離が近づきやすくリピーターを増やすことにも繋がります。
定年まで長い
社会人になりたての若手の方が、働ける期間が長いです。新しいスタッフを一人雇用するのにも手間とコストがかかります。そのため、定年まで長く働ける若手を選ぶことにメリットがあります。
体力がある
先述した通り、エステティシャンは体力勝負です。そのため個人差はありますが、若手の方が体力があり働きやすい仕事であるといえます。
休日や夜勤勤務が可能
エステサロンは、平日よりも休日の方が忙しいことが一般的です。そのため、休日や夜勤勤務がしやすい若手は必ず雇うべきです。
ベテランを雇うメリット
- 客層が30代以上が多いサロン
- 技術がある
- ベテランスタッフが人気
客層が30代以上が多いサロン
サロンの客層が30代以上が多い場合は、若手よりも歳の近い30代や40代のスタッフが好まれる傾向にあります。「歳が近いスタッフに施術してもらいたい」と考える方は多いです。
技術がある
施術の技術を含めて、そのほか売上金の管理やお客様とのコミュニケーションなど若手よりも30代、40代の方が経験が豊富であることが多いです。そのため今までの経験を活かして、活躍してくれる可能性が大いにあります。
ベテランスタッフが人気
お客様によっては、「若手よりもベテランスタッフに施術をして欲しい」と考える方も多くいらっしゃいます。そういった際に若手だけでなく、ベテランスタッフを雇用しておくことで、お客様の幅広いニーズを満たすことができます!
採用時に見るべきポイント
エステティシャンとして採用を行う際に、年齢よりも重要視する点があります!具体的に、エステティシャンとして採用する際に見るべきポイントをご紹介します!
- 接客業に向いているか
- 長く働けるか
- 今までの経歴
- 美意識が高いか
- 体力と熱意
接客業に向いているか
まずはエステティシャンとして働いていく上で、接客業に向いている人物か確認する必要があります。面接時は、話し方や受け答え方などをチェックしましょう。
長く働けるか
サロンを経営していくにあたって、従業員の入れ替わりは少ない方が良いです。そのため採用時は、どれくらい本気で、長く働くつもりがあるのか確認しましょう。
今までの経歴
サロンは、年齢よりも経歴が重要です。これまでどんな仕事をしてきたのか、どのような技術があるのか。 自分が経営するエステサロンに必要な人材を見極めましょう。
美意識が高いか
エステサロンに通われる方は、美意識の高い方ばかりです。そんなお客様を施術し、コミュニケーションをとっていくにはスタッフの美意識の高さも重要です。
体力と熱意
冒頭で述べた通り、エステティシャンに年齢制限はありません。必要なのは、熱意と体力です!エステティシャンとして働きたいという熱意と、力仕事に耐えられる体力があれば、いくつであってもエステティシャンとして採用することは可能です!
まとめ
ここまで、エステティシャンとして働く年齢層について詳しくご紹介してきました!エステティシャンを雇う際は年齢だけでなく、熱意や人柄も重要であることをご理解いただけましたでしょうか?ぜひ、エステティシャンを採用する際の参考にしてみてください!
この記事の執筆者
業務用痩身機器比較サイト編集部
業務用痩身機器比較サイトは、元エステサロンオーナー、元美容機器メーカー営業をはじめとした美容のプロが業務用痩身機器を徹底比較して紹介するWebサイトです。エステサロンの運営に長年携わってきたノウハウを活かし、サロン経営に挑戦する方にとって役立つ集客の方法や売上を伸ばすコツ、痩身機器の選び方なども紹介してまいります。