1. エステサロンの広告戦略を徹底解説!
  2. エステサロンの広告はチラシ?ネット?何がおすすめ?
  3. 【サロンオーナー必見】エステサロンで使える広告媒体とは?
  4. 無料でも可能!広告以外の集客手法を解説
  5. 新規顧客からリピート顧客を増やすためには?
  6. エステサロンオーナー必見!広告を活用する時の注意点とは?
  7. まとめ:エステサロンの広告で売上アップを狙おう!

エステサロンの広告戦略を徹底解説!

「新規顧客を増やすために、エステサロンの広告を打ってみたいと思っています。広告を打つのは初めてなので、どのようにして集客を行えばいいかがわかりません。」

エステサロン開業初期の時のお悩みは、「集客」ではないでしょうか?知名度が高いYouTuberや、芸能人がエステサロンを立ち上げる時は、ファンが集まってくれる可能性が高いもの。しかし、一般人にとっては、集客に悩みを抱える方は少なくないはずです。

エステサロンを繁盛させるには、どのようにして集客できるかがポイント。また、新規顧客がリピートしてくれるようになったり、紹介で人を増やしていくといった手法が重要になります。

そこで今回は、エステサロンの広告戦略についてまとめてみました。これからエステサロンを開業予定の方や、集客にお悩みの方は、この記事を参考にしてみてくださいね。

エステサロンの広告はチラシ?ネット?何がおすすめ?

エステサロンの広告と一言で言っても、ポストに投函されるようなチラシや、インターネットを用いたネット広告等も存在します。

どの広告媒体も一長一短。メリットがあれば、デメリットとなる部分も存在します。エステサロン開業初心者の方は、どの広告が今のサロンにとって最適なのかを判断して、出稿するようにしていきましょう。

【サロンオーナー必見】エステサロンで使える広告媒体とは?

  • ポスティング
  • 新聞折込チラシ
  • 交通関係広告
  • 検索連動型広告
  • クーポンサイト

エステサロンで使える広告媒体は上記の通りです。下記より、詳しく解説していきます。使えそうなものは、今日から取り組んでみてください。

ポスティング

ポスティング

ポスティングのメリット

ポスティングとは、サロン近隣の住宅ポストにチラシを配るものです。地域特化型の広告となるので、他の広告よりも訴求度が高いのがメリットと言えるでしょう。

サロンまでの距離も近いので、ターゲットとしている顧客が多い住宅街であれば、来店数が高くなる可能性があるからです。

チラシのデザインさえ作れば、印刷してポストに投函するだけなので、比較的、手間も掛からないメリットなのがこのポスティング。
アルバイトを雇って、投函作業をしてもらうこともできます。

ネット広告等と比べて、ポスティングは地域性が高く、訴求度が高いので、広告費を抑えたい方は、おすすめです。

ポスティングのデメリット

ポスティング広告のデメリットは、訴求度が高い割に、チラシを見られる確率が低いことと言えるでしょう。

実際、ポストに投函されるチラシを1枚ずつ確認するというご家庭はごくわずか。ほとんどのチラシは、見向きもされずにゴミ箱へ廃棄されます。

チラシを見てもらうようにするためには、工夫をしないといけません。例えば、事前にサロン近隣の住宅街は、いくつぐらいの年齢層の方が住んでいるのかといった調査を市役所サイトを見てみるのもよいでしょう。また、チラシと一緒にキャンディーをつけておけば、他のチラシと比べて目立つので、見てもらえる可能性が高くなります。

ポスティング広告は、手間が掛からない分、集客力は弱いので、事前調査や見てもらえるような工夫をしてから行うとよいでしょう。

新聞折込チラシ

新聞

新聞折込チラシのメリット

新聞と一緒にチラシが付いてくるチラシは、40代以上の層にはおすすめの媒体です。

インターネット文化が浸透し、新聞の需要が落ちつつありますが、情報の信用度はまだまだ高いのが特徴です。そのため、若い年齢層へのアプローチではなく、40代以上の年齢層への集客に使える広告媒体と言えるでしょう。

新聞と一緒にチラシが投函されるので、読むついでに目にする可能性も高いため、ターゲットによってはかなりおすすめです。

エステサロンのターゲット層が40代の方は、新聞折込チラシでの広告戦略を考えてみてもよいでしょう。

新聞折込チラシのデメリット

新聞折込チラシのデメリットは、20代や30代前半の年齢層へのアプローチに弱いところです。

新聞を取るよりもネットで情報収集する方が慣れている年齢層なので、購読者数が少ないためですね。エステサロンのターゲットが20代~30代の方であれば、新聞折込チラシは不適切でしょう。

新聞折込チラシで集客をする前に、サロンのコンセプトや狙っているターゲット層、そして、近隣地域の住宅データの確認と調査をしてから検討しましょう。

交通関係広告

電車内広告

交通関係広告のメリット

バスやタクシー、電車の中に掲載されている交通関係広告のメリットは、露出度が高く、富裕層へのアプローチもできる点です。

新聞折込チラシやポスティングと比べて、通勤通学のタイミングで人が密集するタイミングが多いため、広告の閲覧率はかなり高いからですね。タクシーに乗車する方は、富裕層が多いため、高所得者へのターゲティングを考えている方に向けた訴求も可能です。

訴求度はポスティングと比べて落ちてしまいますが、認知度向上に繋がります。SNSやホームページを立ち上げていれば、広告を見てから検索するユーザーの増加を狙うことも可能です。

サロンの認知度向上に繋げたい方は、交通関係広告を検討してみてもよいでしょう。

交通関係広告のデメリット

交通関係広告のデメリットは、広告費が高くつくことです。

交通関係広告を打っていても、効果が感じられないという方がゼロではないため、広告費に余裕が持てる方でないと難しいでしょう。

エステサロンを立ち上げたばかりだと、費用対効果を心配してしまうオーナーも多いはず。徐々に売上利益が伸びてきた時に、交通関係広告を打つとよいかもしれません。

売上利益は右肩上がりで、サロンの認知度を広めたい方にはおすすめです。広告費が高くつきますが、検討してみてもよいでしょう。

検索連動型広告

Google

検索連動型広告のメリット

GoogleやYahoo!で検索した時に表示される検索連動型広告(リスティング広告)は、細かいターゲットを設定して広告を打てるのがメリットです。

「エステサロン ○○」、「エステサロン ○○ おすすめ」といったように検索して、ページ上部に広告が表示されるため、広告の閲覧率がかなり高いからですね。20代や30代へのアプローチに最適と言えるでしょう。

広告費用も自由に調整ができるので、予算に合わせて広告を設定することができます。細かいターゲットを絞ることもできて、無駄のない広告出稿が可能です。

検索連動型広告のデメリット

検索連動型広告のデメリットは、慣れるまでかなり手間がかかるところでしょう。また、GoogleやYahoo!の仕様が変更された場合、情報のキャッチアップもしていかないといけません。

リスティング広告は、他の広告媒体と比べて新しい手法。そのため、手順がイマイチ分からないという方が多いのがデメリットです。

あらゆる機能がついている分、慣れると無駄のない広告を出稿可能。しかし、画面に表示される専門用語や設定方法等を知らないといけないため、本業のエステサロンのサービスが疎かになる場合が考えられます。

検索連動型広告は、代理店に相談してみるのもよいでしょう。専門の運用者が在籍しているので、質の高い広告運用を代行してもらえます。

クーポンサイト

クーポンサイト

クーポンサイトのメリット

リクルートグループのホットペッパーを使ったクーポンサイトもおすすめです。

クーポンサイトのメリットは、割引クーポンやネット予約などもスムーズに可能。認知度向上に向けた動きをしたい場合、費用を支払えばクーポンサイト内で露出度が高くなります。

広告費は成果報酬型コースも用意されているケースが多いので、広告費を抑えたい方にもおすすめです。

クーポンサイトのデメリット

クーポンサイトのデメリットは、リピーターが増えづらいといったところです。

同じように競合サロンもクーポンサイトを用いた集客を行っているため、来店顧客が他のエステサロンに流れる可能性が高くなるからです。

キャンペーンを簡単に打つことできて、成果報酬型広告であれば、広告費を抑えて、手軽に認知と訴求が可能。しかし、同じように競合サロンもクーポンサイトを使った集客をしているので、来店後、如何にリピーターへとしていくかがサロンの課題となります。

比較的、他の媒体と比べてリピーターが増えにくいので、サロンのサービスを向上させたり、2回目以降の来店キャンペーンをお伝えしたりといった工夫を行うようにしましょう。

無料でも可能!広告以外の集客手法を解説

広告に依存した集客はいずれ卒業したいという方は多いはず。

無料で始めることができる集客方法を解説していきたいと思います。

エステサロンのホームページ作成

webサイト

広告で認知を広げた後の施策として、エステサロン独自のホームページを作っていきましょう。

広告で認知が広まると、実際に検索されるユーザーは若い年齢層を中心に多いのが特徴的です。ホームページでサロンの概要やサービス内容等をまとめたサイトを作っておくことで、店舗の理解を深めてもらえることも可能。雰囲気などもサイトを通して伝えることができます。

ホームページは、「WIX」などの無料ツールを使えば、制作することができます。ブロックのようにコンテンツを入れていくだけで簡単にサイトが完成するので、手間も掛からないのが特徴です。

サロンの認知度を上げた後の施策として、簡単にホームページを作っていきましょう。

ブログを開設

ブログ

ホームページと同時にブログ開設もおすすめです。

定期的に更新されることで、サロンの稼働状況を把握できたり、閲覧ユーザーが最新の情報を取得できるため、ブログも解説するとよいでしょう。

ホームページを開設する場合、どうじにブログ機能も付け加えるのもおすすめ。ブログ機能もWIXで簡単に追加することが可能です。

ホームページと一緒にブログの運営も始めていきましょう。

SNSで発信

Instagram

エステサロンを運営していく場合、SNSの発信も重要です。

SNSでファンを増やすことで、エステサロンの集客向上に繋がるからですね。実際に、フォロワーが1万人を超えてくれば、発信1つで集客力が増加することも。フォロワーを増やす上で、かなり手間がかかりますが、広告で来店した顧客にSNSをフォローしてもらったり、定期的に発信をしたりすることで、フォロワー増加へと繋げることができます。

紹介特典を増やす

紹介

紹介特典を増やすのも効果的な戦術です。

1人の顧客に2人紹介で来店してもらえば、3人に10%割引といったキャンペーンを行えば、ネズミ算式に人が増えていきます。

広告ではなく、口コミによる紹介なので、来店率が高いのが特徴。SNSでフォロワーが増えたり、リピーターが増えてきた時に、紹介特典を増やした戦略を練るのもおすすめです。

新規顧客からリピート顧客を増やすためには?

新規顧客からリピーターへとなるためには、いろいろと工夫をしないといけません。

エステサロンのサービスを気に入るからこそ、2回目、3回目と来店するため、提供するメニューの工夫やクオリティーを改善していく必要があります。

リピーターを増やす方法は、別の記事にまとめているので、こちらの記事をチェックしてみてください。

エステサロンのリピーターを増やす方法

リピーターを増やして売上UPを狙いたい方はこちら

エステサロンオーナー必見!広告を活用する時の注意点とは?

誇張表現をしすぎないように注意

  • 「1ヵ月で20キロ減が可能!」
  • 「エステ業界でNo1のサロン」
  • 「初回限定価格:〇〇円!」

これらの表現は、事実性が分かるものや、具体的な情報が明記されていないと、罰金や懲役などのペナルティーとなる場合があります。

広告文で使用する文章に問題がないかを確認した上で出稿するようにしましょう。

3日坊主はNG!集客は継続してこそ効果が発揮

どんな集客方法も、短期間で成果を発揮できるようなものではありません。

長期的に集客をしていくことで、サロンの認知や来店効果へと繋がっていくので、短くても4半期様子を見て、広告活動を行っていくようにしましょう。

費用額の調整を常に心がける

広告費は、気付いたらかなり予算を使っていたということがあります。
費用額に無駄がないか、コスパが高いかといった判断を常に心がけるようにしてください。

ある程度、認知が広まり、リピーターが増えてきたら、宣伝費を下げていき、広告費ゼロ円でサロンの繁盛ができるようにしていくようにしてください。

まとめ:エステサロンの広告で売上アップを狙おう!

エステサロンの広告活動は、あらゆるものがあります。
今回お伝えしたものは、どれも一長一短。期待できるメリットがあれば、懸念すべきデメリットも存在します。

広告活動を行うと同時に、無料でできるSNSやブログ活動といった販促していくことも重要です。長期的に運営をしていくことで、広告費ゼロ円で新規顧客集客に繋げることも可能になります。

エステサロンをこれから繁盛させたい方は、ぜひ、今回の広告戦略を用いて、売上利益向上に努めてみてください。