1. エステサロンは集客が大変
  2. フランチャイズとは?
  3. フランチャイズのメリット・デメリット
  4. フランチャイズに加盟する際の注意点
  5. フランチャイズに加盟してスタートダッシュを切ろう!

エステサロンは集客が大変

華のある職業に就くことは女性の憧れですよね。
特にエステティシャンなんかは、スタッフさん自身も素敵な方が多いですし、お客さまをきれいにしてあげることにもやりがいを感じられそうです。

中にはエステティシャンの経験を経て、独立しようとする人も少なくありませんが、問題は集客です。
どれだけ技術が高い人でもお客さまが来なければどうしようもありませんが、知名度が全くない状態でスタートするのはハードルが高いでしょう。

しかし、そんな時におすすめなのがフランチャイズに加盟することです!
そうすることで、開業時からスムーズに集客できる可能性が高まります。

フランチャイズとは?

そもそもフランチャイズとは何なのでしょうか?

まだご存知ない方のために説明すると、フランチャイズとはビジネス形態の一種。
フランチャイザー(親会社)のグループに加入し、フランチャイジー(加盟店)として事業活動をすることです。

国内ではコンビニのイメージが強いですが、加盟店はフランチャイズ企業のブランド力やノウハウを活用することができるというメリットがあります。
一方、フランチャイズ企業はその対価としてロイヤリティを支払ってもらい、さらに店舗拡大による知名度拡大も見込めます。

このように、双方に大きなメリットがあるのがフランチャイズの特徴ですが、エステサロン業界にも加盟店を募集しているフランチャイズ企業はあります。
集客方法に悩む人も、フランチャイズに加盟することで効果的に集客できる可能性が高まります。

フランチャイズのメリット・デメリット

それではフランチャイズのメリットとデメリットを具体的に解説していきます。
決して良いことだけではないので、フランチャイズの特徴をよく理解して、利用するかどうか検討してください。

フランチャイズのメリット

ブランド力を獲得できる

既に説明した通り、フランチャイズ企業のブランド力を獲得できるという点が、フランチャイズに加入する最大のメリットだと言えるでしょう。
それによって、開業時からいきなりある程度の知名度を持った状態でスタートできるため、普通に個人サロンとして始めるより、効果的に集客できると考えられます。

ノウハウを教えてもらえる

フランチャイズ会社のノウハウを教えてもらえるというところも大きなメリットです。
実際にエステサロンを開業する人の中には、エステティシャンとしての経験はあっても、経営者としての経験は全くないという人も少なくありません。

また、その逆もあるでしょう。
昨今の美容ブームに合わせてエステサロンの開業を検討するも、エステに関する知識や技術に乏しいという人もいます。

しかし、フランチャイズに加盟すると、その親会社が持つノウハウを丁寧に教えてもらうことができます。
フランチャイズ会社としての実績があるほど、ノウハウも蓄積されていると考えられるため、加盟するなら大手のフランチャイズ会社が望ましいです。

融資を受けやすくなる

エステサロンの開業には多額の資金が必要になります。
場合によってその額は数百万円かかるため、中には融資を活用する方も少なくありません。

しかし、全員が融資の審査を通過するわけではありませんし、融資を得られないと、そもそも開業資金を調達することができません。
原因としては返済能力の欠如や、事業計画の脆弱性が考えられますが、フランチャイズ開業をすると、そのような審査に通過しやすくなります。

もちろん、それでも絶対に通過するわけではありませんが、少なからずフランチャイズ会社のブランド力が影響するため、融資も受けやすくなります。

フランチャイズのデメリット

ロイヤリティを支払う必要がある

デメリットの一つ目は、やはり加盟料やロイヤリティを支払う必要があるということです。
その額はフランチャイズ会社によって異なりますが、およそ10万~30万円程度であることが多いです。
ただし、金額だけでなくシステムも会社によって異なり、額が固定されている場合もあれば、売上に応じた歩合制という場合もあります。

運営に制限がかかる

いくらフランチャイズに加盟しているとはいえ、あくまでその店の責任者はオーナーです。
それは間違いありませんが、フランチャイズに加盟するにあたって、運営方針に制限がかけられる場合が多いです。
その契約内容は様々ですが、自分の店にも関わらず、窮屈な運営を強いられる場合もあります。

加盟店全体でイメージを共有する

お客さま側は、その店舗がフランチャイズかどうかを案外知らないものです。
例えば、自宅の最寄りのコンビニでさえ、フランチャイズ加盟店か本部の直営店か知っている人は少ないのではないでしょうか。

つまり、どこかの店舗で不祥事が発生した場合、運営上はほぼ関係ないにも関わらず、自分のサロンまでイメージダウンしてしまう恐れがあるということです。
逆に良いニュースがあった場合はイメージアップすることもあるため、一概にデメリットとも言えませんが、可能性としては稀でしょう。

加盟店舗以外も制限される可能性がある

フランチャイズに加盟した場合、競業避止義務やテリトリー制が契約に含まれることが多いです。
それによって生じる具体的なデメリットは、新規店舗の出店や、フランチャイズ脱退後の出店が制限される可能性があるということです。

競争が高まることを避けたり、ノウハウが漏れることを防ぐという目的で、フランチャイズ会社がこのような制度を設けています。
そのため、フランチャイズ加盟店のみがその規制を受けるわけではないということを覚えておきましょう。

フランチャイズに加盟する際の注意点

既に説明した通り、フランチャイズに加盟すると大きなメリットを得られる一方、運営に制限がかけられるということが少なくありません。
それ自体は仕方のないことですが、注意すべき点は具体的な禁止事項や違約金の有無などをきちんと確認しておかなければならないということです。
契約してから後悔しないためにも、契約内容は隅々までチェックしましょう。

フランチャイズに加盟してスタートダッシュを切ろう!

エステサロンのフランチャイズ開業について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
フランチャイズにはデメリットがあるということも解説しましたが、きちんとした実績のある会社であれば、無理な契約内容を強いることはまずないでしょう。

また、ロイヤリティも決して安くはありませんが、個人サロンだとどのみち費用をかけて広告を出稿しなければ集客は難しいです。
しかし、フランチャイズに加盟すればその時点である程度の知名度を獲得できるため、広告宣伝費を節約できると思えばむしろリーズナブルだとも考えられます。

集客方法に悩むオーナー様は、ぜひフランチャイズを検討してみてはいかがでしょうか。