エステサロン経営ノウハウ
エステ機器は家庭用でも効果ある?業務用と比較してみた
「家庭用のエステ機器って効果あるのかな……」
「エステ機器で、お手軽に自宅エステしたいな……!」
エステに通えなくても、自宅でも簡単にできる美容ケアをしたいとは思いませんか?
家庭用のエステ機器は、業務用のエステ機器と比べて、効果を低く感じる方が半分以上。
また、周波数が業務用よりも弱いため、肌の深層部へのアプローチケアが難しい場合もあります。
今回、家庭用のエステ機器で美容ケアを考えている方向けに、業務用エステ機器と比較しながら、家庭用エステ機器の効果をお伝えしていきます。
エステ機器は家庭用?業務用?メリットとデメリット挙げてみた
家庭用エステ機器
家庭用エステ機器は、コンパクトなタイプのものが多く、手軽に使用することが可能。
また、業務用のものと比べて、価格も非常に安い製品が多いので、店舗オーナーじゃなくても手軽に購入できる特長があります。
メリット
- 価格が安い
- エステ初心者でも使えるシンプルな機能
- 入浴中でも使用可能な機器もある
メリットは、何と言っても業務用エステ機器よりも価格が安く、エステ初心者でも扱えるシンプルな機能であること。手軽にエステをしたい方は、家庭用エステ機器を使ってみるのも良いかもしれませんね。
デメリット
- 業務用のものと違って、1回のエステだけでは効果を感じにくい
- 家庭用では肌の深層部へのアプローチが難しい
家庭用エステ機器の周波数が約330kHz程度。業務用のエステ機器周波数は、25kHz~30kHzが一般的です。
周波数が小さいほど、肌の深層部へのアプローチが可能ということもあり、家庭用エステ機器を1回だけ使用するだけでは効果を実感できる人は少数派ですね。
毎日、欠かさずエステを継続できる方であれば、家庭用エステ機器の使用はかなりおすすめです。
業務用エステ機器
メリット
- 家庭用エステ機器よりも効果をすぐに実感できる
- プロのサロンスタッフに施術してもらえる
プロのスタッフが、家庭用よりもスペックが遥かに高い業務用エステ機器を扱うので、一回の施術で効果を実感できる方が多いです。
デメリット
- 価格が高い
- 使用方法が複雑
業務用エステ機器は、家庭用よりも価格が高いことに加え、機器によっては講習を受けてからじゃないと扱えないくらい複雑な使用方法のものもあります。
家庭用エステ機器でも最大限に効果を発揮するには?
頻度
家庭用エステ機器で美容ケアをするのであれば、頻度が重要です。業務用エステ機器だと効果が強すぎるため、毎日行うと肌への負担となって逆効果になってしまいます。
家庭用のものであれば、毎日、継続すれば効果を実感することができます。
効果を発揮するお風呂の入り方
42度~43度のお湯の中に入ったり出たりを繰り返す入り方をしましょう。たったこれだけで、30分で約300kcalもカロリーを消費可能。熱い風呂に入ることで脂肪燃焼がしやすい身体作りができるので、お風呂上りにエステ機器を扱うとより効果的です。
お風呂の入り方
- 【かかり湯】ぬるめのお湯を足からかけ、徐々に体温を上げていく。
- 【湯船】7分間、肩までお湯に浸かる
- 【休憩】5分間、湯船から出て髪や体を洗う
- 【湯船】7分間、肩までお湯に浸かる
- 【休憩】5分間、湯船から出る(髪や体を洗う)
- 【湯船】7分間、みたび肩までお湯に浸かる
家庭用エステ機器使用のタイミング
入浴後で身体が温まっている時が、脂肪が溶けやすい唯一のタイミング。風呂に入ることで、肌と身体の深部温度が上がっていくので、お風呂の後に家庭用エステ機器で美容ケアしていきましょう。
1部位最低10分以上掛ける
エステ機器の当て方は、A4用紙サイズ(縦21cm横30cm)の範囲で、約10分間あてるのが目安です。
この時間は、同じ出力があるエステ用マシンで施術するときと同じですね。
部位ごとの時間
- 両太もも:40分
- お腹回り:30分
- ヒップ:20分
- 両ふくらはぎ:10分
- 両二の腕:10分
事前に把握しておくべきこと3点【注意点】
家庭用エステ機器についてお伝えしてきましたが、自宅でエステをしていく上で、注意しないといけないことがあります。
サロンよりも効果がない
家庭用エステ機器の周波数は330kHz程度に対して、業務用のエステ機器周波数は、25kHz~30kHzが一般的です。
周波数は大きければ大きいほど、衝撃が小さいため、家庭用エステ機器だと、技術的にも肌の深層部まで行き届きません。
そのため、家庭用のエステ機器では1回の使用だけでは効果を感じることが難しいので、事前に把握しておくことが重要です。
フル充電に時間がかかる
コードレスタイプのエステ機器だと、事前に充電をしないと使用が難しく、ほとんどのエステ機器は、3時間充電しても、使用できるのは1時間のみの場合もあります。
毎日使用する方であれば、使用後は必ず充電するように心掛けましょう。
コードありのタイプであっても、コンセントに繋げたまま使用すると、充電の減りが早くなるので注意が必要ですね。
エステ機器とは別に費用がかかる
エステ機器以外にも、別途、ジェル購入といった備品が必要となる場合があります。
家庭用エステ機器の使用で効果を実感できているのなら、定期購入をしても良いと思いますが、継続使用していても、なかなか効果を感じることができていないのなら、出費がかさんでしまいます。
効果を実感できないまま、出費がかさんでも仕方がないですよね。
初めてエステ機器購入を考えているのなら、一度エステサロンに行ってみて、効果を実感してみてからの方がよいかもしれません。
まとめ
家庭用のエステ機器を使用しているからと言って、効果が出ないことはありません。エステ機器は、家庭用も業務用も一長一短。メリットもデメリットも双方にあります。
家庭用エステ機器でも、効果的な使用法を継続していれば、エステ効果を実感できるようになります。決して、家庭用の製品だから効果が出ないことはありません。
家庭用エステ機器で「美」を手に入れるには、継続使用あるのみ。快適な美容ライフを送っていきましょう……!
この記事の執筆者
業務用痩身機器比較サイト編集部
業務用痩身機器比較サイトは、元エステサロンオーナー、元美容機器メーカー営業をはじめとした美容のプロが業務用痩身機器を徹底比較して紹介するWebサイトです。エステサロンの運営に長年携わってきたノウハウを活かし、サロン経営に挑戦する方にとって役立つ集客の方法や売上を伸ばすコツ、痩身機器の選び方なども紹介してまいります。