運動せずに痩せることができると話題の痩身エステ。その中でも、マシンを使った施術方法の一種として有名なのがキャビテーションです。

痩身エステはどれも多少の痛みが伴うものが多く、キャビテーションに関しても強い痛みを感じるのではないかと不安を抱く方も多いのではないでしょうか?

今回は、キャビテーションで痛みは発生するのか、またキャビテーションの仕組みや効果について詳しく解説していきます。

  1. キャビテーションとは?
  2. キャビテーションの効果とは?どんな人におすすめ?
  3. キャビテーションの効果をアップさせるには?
  4. キャビテーションは痛みを伴うのか?
  5. その他の痩身エステは痛い?
  6. 痛みだけでなく不快音にも注意
  7. キャビテーションの副作用は?
  8. キャビテーションの施術を受けられない人とは?
  9. まとめ

キャビテーションとは?

キャビテーションとは、脂肪を落としたい部分に超音波を当てることで、脂肪細胞を破壊する施術のことを指します。

「空洞現象」とも言われており、圧力差によって脂肪細胞の中に発生した気泡が破裂する衝撃を利用して脂肪を分解する施術です。

破壊された脂肪細胞の成分は血中へ溶け出し、血管及びリンパ管から体外へ排出されます。脂肪細胞そのものの数を減らすことから、比較的リバウンドしにくい施術であると言われています。

キャビテーションの効果とは?どんな人におすすめ?

キャビテーションは、体内の脂肪細胞やセルライトを分解する施術です。特に、脂肪細胞が固まってできるセルライトは、1度できてしまうとダイエットだけでは解消するのが難しく、キャビテーションによって落とすのが有効だと言われています。

そのため、セルライトが蓄積しやすい太ももや二の腕などの部分痩せに高い効果を発揮してくれます。血液やリンパの流れを促進してくれるため、冷えやむくみを解消することができ、痩せやすい体質作りも可能です。

従って、キャビテーションの施術は以下のような方に有効だと言えます。

  • 短期間で部分痩せをしたい人
  • セルライトのボコボコを解消したい人
  • 痩せやすい体質を作りたい人
  • 冷えやむくみも解消したい人
  • 脂肪吸引などの手術に抵抗がある人

キャビテーションの効果をアップさせるには?

キャビテーションの性質を利用すると、より施術の効果をアップさせることができます。

以下のような方法を実践してみてください。

  • 有酸素運動をする
  • 水分を取る
  • バランスの良い食生活を心掛ける

有酸素運動をする

キャビテーションで破壊した脂肪細胞が血中に溶け出すと、数日間は脂肪が燃焼しやすい状態になっています。従って、有酸素運動によって脂肪を燃焼させればさらに効果が期待できます。

筋トレによって基礎代謝を上げることも、脂肪が排出しやすくなるため有効です。

水分を取る

キャビテーションの施術後に水分を取るようにすると、血中の脂肪細胞つまり老廃物の排出が促されるため、キャビテーションの効果を助けてくれます。また、水分を摂取することは代謝を高めることにもつながります。

バランスの良い食生活を心掛ける

せっかく脂肪細胞を破壊しても、その後暴飲暴食をしてしまうと再度脂肪が蓄積されてしまいます。また、後ほどご紹介しますが、キャビテーションの施術後は脂肪分を体外へ排出するために腎臓や肝臓に大きな負担がかかります。そのため、アルコールや脂肪分の多い食事も望ましくありません。

さらに、脂肪分が溶け出す施術直後は普段より脂肪を吸収しやすい状態にあります。施術後2時間は食事を避けることをおすすめします。

キャビテーションは痛みを伴うのか?

結論から言うと、キャビテーションは痛みを伴わないことが多いです。なぜかというと、キャビテーションは超音波を体に照射する施術であり、肌を傷つけたり、強い力でマッサージすることはないからです。

場合によってはピリピリとした痛みを感じる方がいるかもしれません。キャビテーションのピリピリとした痛みは、超音波の出力が強すぎることで生じます。サロンによって異なりますが、機器の出力はスタッフに調整してもらえることが多いです。痛みを感じた方は我慢せずに、遠慮なくスタッフに声をかけてみてください。

また、キャビテーションで照射する超音波は、人間の身体に影響が出ない程度の安全な周波数に保たれています。そのため、キャビテーションによる体温の上昇は、脂肪細胞が弾ける皮膚の奥深くでも約3~5度だと言われています。徐々に温かくなってくることを感じる程度の体感はありますが、熱さを感じたり火傷したりする心配はありません。

ただし、カチカチに凝り固まったセルライトを揉み解しながらキャビテーションを行うと、痛みが発生する可能性があります。これは、キャビテーションのせいで痛みを感じるというよりも、エステティシャンによるほぐしによって痛みを感じることがほとんどでしょう。

従って、キャビテーションそのものによって痛みが発生する可能性は低いと言えます。

その他の痩身エステは痛い?

痩身機器を使用したエステは、ラジオ波・吸引・ローラー・EMSなどキャビテーション以外にも様々。それらの施術方法に痛みが発生するのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

以下では、それぞれの施術の痛みについて解説していきます。

ラジオ波は痛い?

ラジオ波も基本的にはキャビテーションと同じで、ラジオ波そのものが原因となって痛みが発生するわけではありません。ラジオ波を施術する際に、セルライトや脂肪をマッサージすることで痛みが発生する可能性があるので注意が必要です。

吸引・ローラーは痛い?

脂肪吸引やローラーを使った痩身エステは、痛みが伴うことが多いです。痛みの感じ方は、個人差が大きく、一概にどのくらい痛いのかどうかを言い切ることができませんが、脂肪が固い方は痛みを感じることが多いでしょう。

人によってはかなりの痛みを感じる方も多いので、エステティシャンとお客さんで十分なコミュニケーションをとることが重要にないます。

EMSは痛い?

EMSも痛みを伴うことが多いです。電流を筋肉に直接流していくので、電気特有のピリピリした感覚が肌に流れます。ただし、我慢できないほどの痛みが伴うことは基本的には無いと考えて良いでしょう。パワーを調整しながら、できる範囲で施術を受けることが重要です。

痛みだけでなく不快音にも注意

キャビテーションでお客様の満足度を下げてしまう痛み以外の原因としては、「不快音」が挙げられます。

キャビテーションは、超音波によって体の中に気泡を発生させ、気泡を破裂させるのと同時に脂肪細胞を破壊することで痩身効果を得ることができます。

この超音波が骨に伝わることで、「キーン」という不快音が聞こえることがあります。慣れてしまえば気にならないという方も多いですが、基本的には不愉快な音なので、その点は理解した上で施術を受けたほうが良いでしょう。

キャビテーションの副作用は?

キャビテーションはその効果の高さから広く浸透している施術ではありますが、あまりにも頻繁に受けていると、以下のような副作用が発生すると考えられます。

  • 皮膚のたるみ
  • 血中の脂肪分の増加
  • 肝臓や胃腸への負担

キャビテーションによって一気に脂肪を減少させると、たまっていた脂肪により伸びた皮膚が余ってしまい、たるんでしまうかもしれません。

また、分解された脂肪細胞の成分が排出されることで、一時的に血中の脂肪分が増加してしまいます。さらに、血中に排出された脂肪分を分解、排出する際に、肝臓や胃腸に大きな負担がかかります。そのため、施術後は内臓への負担を考慮して脂っこいものやアルコールを避け、暴飲暴食も控えるのがおすすめです。

キャビテーションの施術を受けられない人とは?

キャビテーションの施術において重篤な副作用が発生することは考えにくいですが、以下のような方が施術を受けるのは、安全性の観点からおすすめできません。

  • 妊娠中の人
  • 子宮筋腫症、子宮内膜症の疑いがある人
  • ペースメーカーを付けている人
  • 心疾患の持病がある人
  • 難聴の人

まとめ

キャビテーションによる痛みの原因は、キャビテーションの直接的な作用というよりも、キャビテーションと同時に脂肪やセルライトのマッサージを行うことにあります。この痛みは、翌日に揉み返しのような形で遅れて現れることもあるので注意が必要。

基本的には痛みはありませんが、人によっては痛みを感じることがあることを理解した上でキャビテーションを受けるようにしましょう。

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