コラム
エステサロンでセルライトはなくなる?根本から解説!
ふと気づくと、お尻や太ももに現れているボコボコとしたセルライト。早くきれいにしたいという皆さんに、セルライトは何かという根本から具体的な対処法まで、詳しく解説していきます。
セルライトとは?
まずはセルライトとは何なのかを説明していきます。
身体に脂肪がたまると、細胞にも脂肪がつき、脂肪細胞へと変化します。細胞が肥大化することで、徐々に細胞の周辺のリンパ管や血管などの流れを滞らせます。そのようにして老廃物が蓄積し、血液の流れが滞った結果、発生するのがセルライトです。
発生箇所は主に太ももや二の腕、背中などです。しかし、セルライト自体有害なものではなく、肥満であってもセルライトができない場合や、痩せていてもできてしまう場合もあります。
セルライトができる原因
原因は主に3つです。
- 肥満
- 加齢
- 生活習慣
肥満
肥満は皮下脂肪が過剰に蓄積された状態を指します。上でも述べましたが、皮下脂肪が多いと周辺組織が圧迫され、血液の循環の妨げになり、セルライトが発生してしまいます。
加齢
加齢もセルライトがつきやすい原因になります。歳をとると代謝を支える筋肉がつきにくくなり、筋肉量も減っていくため、消費エネルギーの量が減ります。こうして脂肪が燃焼しにくくなることで、セルライトが発生しやすくなります。
生活習慣
運動不足や偏った食生活、喫煙といった生活習慣もセルライトの大きな発生原因になります。
運動不足や長時間同じ体勢でいることにより、リンパの流れが停滞してしまいます。また食生活の乱れや喫煙は脂肪の増加や血行不良を招きます。
加えて、ストレスや睡眠不足が原因で生じるホルモンバランスの乱れもリンパの流れを悪くします。
総じて代謝の低下によりリンパや血液の流れが停滞することで、セルライトが生じやすくなってしまいます。
セルライトの種類
セルライトは4つに分類されます。本記事を参考にご自身が抱えるセルライトがどの種類のものなのかを知っておきましょう。
- 脂肪型セルライト
- むくみ型セルライト
- 線維化型セルライト
- 筋肉質型セルライト
脂肪型セルライト
肥満によってたまった脂肪が老廃物と結びつくのが、脂肪型セルライトです。全体の約50%が脂肪型セルライトだと言われています。
このタイプのものであれば、エステサロンなどに行かなくても、自分でマッサージを根気よく続ければ改善される場合が多いです。
ただし、放置しておくと、後に触れる線維化型セルライトに変化する可能性があるため、できて間もない軟化セルライトの状態のときに対処すると良いでしょう。
むくみ型セルライト
冷えや、むくみによって脂肪細胞が余分な水分や老廃物を溜め込んでしまうのが、むくみ型セルライトです。このタイプのセルライトは全体の約30%を占めると言われています。女性に多く、2番目に多いタイプになります。
立ち仕事で足がむくみやすい人がなってしまう傾向があります。
線維化型セルライト
脂肪細胞の周りにコラーゲン繊維が絡みつき、肌の表面が凹凸になるのが、線維化型セルライトです。皮膚をつまんだり、ねじったりしなくてもセルライトが見える状態になっていると、この線維化型の可能性があります。
このタイプはセルライトができて長時間経過してしまった(硬化セルライト)状態で、普通にはつぶせません。
このセルライトを解消するには、エステサロンに通うか、セルライト除去用の美容器具の購入が必要になってきます。
筋肉質型セルライト
「若い頃はよく運動していたけど、この頃運動しなくなったな…」という方に多いのが、筋肉質型セルライトです。このタイプは大幅な筋肉量の低下により生じ、全体でも約5%程でとても珍しいです。
筋肉の一部が脂肪に変わる際に、筋肉の上にできるセルライトなので、最も除去が難しいものとなります。除去したいとなると、エステ等に通うのは必須です。
ここまで4つのタイプのセルライトを見てきました。どのタイプであっても長期間放置し、硬化セルライトの状態になると除去が難しくなります。早めの対処を心がけましょう。
エステサロンで受けられる施術と効果
ここからは、エステサロンでどんな施術を受けられるかを大きく2つに分けて見ていきます。
ハンドエステ
ハンドエステには、以下のような施術があります。
- リンパマッサージ
- 痩身マッサージ
- 骨盤矯正
ハンドエステの一番のメリットはリラックス効果です。人の手による施術なので、機械による施術よりも安心感があります。しかし、施術者によって効果が上下したり、効果を感じるのに時間がかかるのがデメリットと言えるでしょう。
マシンエステ
機械による施術であるマシンエステには、以下のような施術があります。
- キャビテーション
- ラジオ波
- EMS
- サーモシェイプ
- ルミセルタッチ
- エンダモロジー
マシンを使った施術のメリットは、効果をすぐに感じられることです。また、使い方さえわかっていれば、施術者による効果の違いもあまりありません。マシンエステのデメリットはハンドエステよりもリラックス感が少ないことです。
エステサロンに通うメリット・デメリット
エステサロンに通うかどうかを決める際に必ずチェックしておきたいメリットとデメリットをそれぞれ見ていきます。
メリット
どこにセルライトがあるか的確にわかる
やみくもに自己流でマッサージをしてもセルライトは減りません。エステであればどこを揉みほぐしていけばセルライトを除去出来るのか、的確に知ることができます。自分がなくしたいと思っている部分から優先的に除去していくことも可能です。
プロの施術を受けられる
お尻や太ももの裏など、自分の手の届かないところにもセルライトはできてしまいます。しかし、エステならプロの技術で手の届かないところまでしっかりとマッサージしてもらえるため、しっかり除去できます。
体質が改善できる
エステサロンに通えば、プロから食事や生活習慣についてのアドバイスを受けることができます。エステサロンの施術を検討されている方の中には、エステサロンに通いながら食事や生活習慣までも改善するとなると、途中で面倒になったり、きつくて辞めてしまったりといった心配がある方も多いと思います。
しかし、エステサロンに通えば、プロのエステティシャンがついているので、食事管理、ホームケア、生活習慣の改善についてアドバイスを受けられます。途中でやめたくなったり、結果が出ないときは相談もでき、モチベーションも持続させやすいでしょう。
デメリット
費用が掛かる
店舗やコースによって料金は異なるため一概には言えませんが、施術1回あたりに約2万円程度かかってくるため、決して安くはありません。
定期的に通う必要がある
一般的に10〜15回程度通う必要があるため、根気よく通い続ける必要があります。
痛みが伴う
エステティシャンのマッサージやマシンのパワーが強いと痛みを感じることがあります。また強さによりあざや内出血が起こることも。
施術中に痛みを感じたらすぐにエステティシャンに伝えましょう。あざや内出血については、2週間経っても消えない場合は医師の診察を受けるようにしましょう。
セルライトのないスッキリした生活へ
セルライトは放っておくと除去しにくくなるうえに、見た目にも影響を与えます。自分に合った方法で早めにセルライトを除去し、美しい見た目と健康的な体を手に入れましょう。
この記事の執筆者
業務用痩身機器比較サイト編集部
業務用痩身機器比較サイトは、元エステサロンオーナー、元美容機器メーカー営業をはじめとした美容のプロが業務用痩身機器を徹底比較して紹介するWebサイトです。エステサロンの運営に長年携わってきたノウハウを活かし、サロン経営に挑戦する方にとって役立つ集客の方法や売上を伸ばすコツ、痩身機器の選び方なども紹介してまいります。