痩身メニューの中で主流となっている“ラジオ波”。
痩身エステで活用されるメニューにはそれぞれ強味や特徴があります。きちんと理解を深めることで、お客様の悩みの解決の最短距離での提案が可能になります。

  1. ラジオ波とは
  2. ラジオ波が痩身に効果的な理由
  3. ラジオ波の効果
  4. ラジオ波の特徴
  5. 医療でも活用されているラジオ波
  6. 効果を実感するまでの回数は?
  7. ラジオ波は効果がない!?
  8. 効果をアップさせるには
  9. まとめ

ラジオ波とは

ラジオ波とは、周波数30~300MHz(波長100km~1m)の高い電磁波のこと。無線連絡に使われる電波で、RF(radio frequencyラジオフリークエンシー)や高周波と言われたりします。

ラジオ波が痩身に効果的な理由

ラジオ波を、肌に当てると体中に含まれる水分の分子運動により振動が起こり、細胞内に熱を発生させます。この熱により、分子レベルで細胞をほぐし、脂肪奥にある皮下細胞の分解を促し、脂肪や老廃物の排出を助けてくれます。

ラジオ波の効果

  • 脂肪分解効果

蓄積された脂肪にもしっかり熱を与え、燃焼しやすい状態へ分解してくれます。分解された脂肪は血液やリンパに流れ、基礎代謝やエネルギーにより消費され、体外へ排出されます。皮膚を傷つけることなく手軽に痩身効果を得ることができます。

  • 肌のハリ、エイジングケア

コラーゲンやエラスチンは、肌にもともと存在するハリを保つ繊維。加齢やストレスにより自己再生能力がどんどん低下し、たるみやシワを発生させる原因に。

ラジオ波の照射により、この繊維にダメージを与えます。すると体内の細胞では、傷ついたダメージを元に戻すために弾力繊維の生成を促します。
こうしてコラーゲンやエラスチンに働きかけることで肌の弾力が増し、エイジングケアも可能になるのです。
自己回復力でケアするため、長期的な美肌を目指す人にもおすすめです。また、機械にもよりますが、額や目の下などにも照射できるのも大きな魅力です。

  • デトックス

脂肪細胞にはカビなど有害物質も存在しています。有害物質はニキビや炎症などの原因になることも。ラジオ波で有害物質を含む老廃物を排出することで細胞をクリアな状態に導きます。

  • 冷え性の改善
  • むくみの解消
  • 基礎代謝のアップ

体の中から温まることで、基礎代謝が上がり、脂肪を溜めこみにくく痩せやすい体質に変わることが期待できます。

ラジオ波の特徴

運動なしでも痩せられる

身体の内部に働きかけて痩身効果を得るので、運動するのが難しい人や苦手な人にも同じような効果が得られます。

痛くない

外部からの熱ではなく、体内から自然に発生する熱のため、施術中は心地よく感じる人が多いようです。痛みなどの症例もほとんどないためリラックス効果も。

痩せにくい部位に直接働きかける

太ももや二の腕など脂肪が多いけど、自分では痩せにくい部分にも効果を発揮します。皮膚に浮き出たデコボコしたセルライトが減っていくのをみるみるうちに実感できるため、お客様の満足度も高く得られます。

医療でも活用されているラジオ波

肝臓がんなどの病変にラジオ波を流し、加熱焼灼することにより凝固壊死させる「ラジオ波焼灼療法」や捻挫や肉離れに対しての早期回復など医療でも様々な活用がされています。医療現場でも使われている技術という安心感も大きなポイントです。

効果を実感するまでの回数は?

個人差はありますが、すぐに効果を実感できるのもラジオ波の魅力です。1~2回の施術で痩せたと感じる人が多いようです。
ただし、一時的な改善はすぐに可能ですが、痩せやすい体質に変えるには何回か施術を行うことが必要になります。4回~8回が効果的と言われています。

ラジオ波は効果がない!?

脂肪が多く、冷えに悩んでいる人の方が、効果が大きく出るという特徴があります。脂肪が少ない人は、効果を実感するまでに時間がかかることも。そのため、部位によっても効果の差があります。太ももやお腹など脂肪量が多い部分は効果が出やすいようです。

効果をアップさせるには

運動、食事に気を付ける

細胞組織の熱が上がっている状態で運動を行うと脂肪燃焼効果が得やすいと言われています。施術後のむくみが取れて代謝のいい状態をキープできるように、食事にも気を付けましょう。

施術の前後に水を飲む

老廃物を流れやすくするために、水を多めに摂取しましょう。その際、身体を冷やさないよう常温の水か白湯がおすすめです。

まとめ

痩身だけではなく美肌にも効果的なラジオ波。もともと医療分野で使用されていたこともあり安心感もあるのが魅力的です。機械との組み合わせでさらなる効果も期待できるため、メニューの展開を考えながら、機械の検討を行いましょう。